丈夫な身体を作るリズム運動

 ●手押し・雑巾がけ

子供の手押し車運動手押しや雑巾がけは、手や足腰の力をつけます。

これは、前に倒れた時の反射神経をつける為に行っています。

人間の足の親指は特別太く、前に歩く時に地を蹴る役目を担います。そのため堅い骨が形成されます。同時にかかとも堅い骨も出来ますので、真ん中部分はア―チ形の「つちふまず」が出来ます。手押し、雑巾がけは足の親指を反らせる運動として最適です。

※健常な子供は0歳の時にうつぶせにすると、足の親指をそらせて床につけます。

しかし、何らかの障害を持つ子供は足の親指をそらすことができず、だらっと垂らしたまま、内側に縮めたままです。このような子供達はマット運動、ゆさぶり運動を行うことにより緊張をほぐすことにより、親指が柔らかくそり、その蹴りの力で体を起こし立とうとする力が出来てきます。
 

  【足指の運動】   ハイハイ運動 木登り 土山あそび 

● 整体 マット運動

朝の子供達を緊張から解きほぐすため、整体をおこなっています。

特に障害児や乳幼児に大切です。

堅く握り締めた握りこぶしは、マットの上で揺さぶり運動を行うことにより、少しずつ開いてきます。 意識的に手足をひらく運動を行うことにより、次第に脳神経のマヒを克服したり、知恵遅れ児童の言語の発達を促したり、健常児の発達も促します。

 ● リズム運動

 人間の進化の過程をリズム運動に取り入れています。お母さんのお腹の中で遂げてきた進化の過程をリズム運動に再度取り入れることにより、産まれて育ちの中で充分でなかった部分を補います。 人間の赤ちゃんが何気に行っている「寝返り」「首を持ち上げる」「はいはい運動」なども重要な意味を持つのです。

 

 

●金魚

体をくねくねくねらせる金魚運動は、血流を促す、(脊髄から脳まで血液が流れる=酸素が脳に供給される。末端神経まで酸素を運ぶ) 体のゆがみ・堅さ・側ワン 色(鮫肌・虐待の検査など視診をする)左右の足のゆがみなどを強制する

● 寝返りの運動

両手で足首を持たせ、うつぶせの体をそらせる運動です。

首が上がり、大腿部の筋も伸びます。これは乳児が3ヶ月頃、ちょうど首がすわる頃うつぶせから首を持ち上げ、両腕で体を支え、腕の力、首の筋力の力を無意識的に行っている運動です。

わにが歩くようなくねくね運動。陸に上がった爬虫類のように足手を使い(足指の蹴りを促す)、手足の力をつける。 背骨を十分にくねらせる=運動能力の基礎になっていく

ハイハイ運動-高バイ-つかまり立ち(歩けない子どもはこの過程を繰り返す) は自分の体の自己管理能力に目覚めさせる意味も有ります。

発達に障害のある子どもは、すぐにお尻を上げて高バイをしようとしたり、つかまり立ちをしようとします。 一見発達が早いように見えて実は逆です。

ハイハイ運動を保育に再度取り入れることにより、その時に不十分であった足の蹴りの運動を補っていきます。

 腕を使う運動へ

今までは足指のけりを重視する運動でしたが、今度は「跳ぶ:飛ぶ」運動を行います。

「蝶の運動」では足は小走りで、腕を大きく広げ、ゆるやかに飛ぶような表現を行います。

両手をあげる時は、肩甲骨を後ろで合わせるようにするほど、胸を上に上げて行きます。

 

感覚神経を発達させる。感性をそだてる。五感を使ったあそび、体の基礎作り知的を受け入れるための準備。

人間は母親の胎内の中にいる時、このような進化の過程をたどり人間として誕生します。 この進化の過程を充分に行わずには進化は出来ないものと思っています。

それを日常の保育でさらに繰り返すことにより、行わなければならなかった過程を確実に通過させるという保育内容を実践しています。

●裸足でどろんこ遊び

 0才児はまず水遊びに夢中になります。年齢を重ねるにつれ、砂遊び、友達との交流という ような育ちをしていきます。 その年齢で夢中になる遊びを「遊びきる」ことがとても大切です。 

子どもは遊びを通して自然を認識していきます。

障害をもつ子どもは、何らかの理由によりこの進化の過程を行わなかったと思われます。

過去に、脳に障害をもち、眼振(眼球が左右に揺れ動く症状)が診られる乳児が若干名入園しました。日々のマット運動や整体マッサージを続け、年齢を重ねるごとにその年齢に応じた「全面発達のためのリズム運動」を行い、食生活に関しても家庭と園で連携して取り組みました。結果、手や足を踏ん張る力がつき、首や顔部分の筋肉の発達と共に眼球を支える視神経の発達も促され(年齢に応じた均等な発達)、個人差はありますが、眼振が良い方向に向かっているという報告を受けました。

このような運動をして発達を促した事が医学的に立証されて居る訳ではありませんが実際このように改善したお子さんも数多く見てきました。