母乳育児シリーズ:離乳食

離乳食母乳育児を実践されているお母さんも、そうでないお母さんも「離乳食」と言うのは、いつ頃から始めたらよいのか、味付けはどうすればよいのか・・様々なことで頭を悩ませると思います。

本書は全56ページで、前半は離乳の説明や、離乳の進め方、母と子の食事についてのアドバイスなど、説明してあります。

後半は様々な疑問に答えるQ&A方式で解説されています。

果汁はどうすればよいか?
離乳食はなぜ必要か?
食べ物がそのままウンチに出てくる?
など、30種の質問の解説がしてあります。

医者と、意見が少し相違する部分もありますが、離乳食について学ぶにはとても良い1冊だと思います。

日本母乳の会のホームページ

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母乳育児シリーズ:卒乳

卒乳母乳育児を実践されているお母さんが一番悩むことは「卒乳」、いつお乳を止めれば良いのか?という問題です。

保育園にも色々な質問が寄せられます。

医療者や、おばあちゃん、周りの人はそれぞれに違う意見を持っています。実際にはどれが正しいのか、現状で判断するには判断基準が多すぎで悩みを増やす原因となるようです。

この本は母乳の会の刊行物で、全63ページ、前半は卒乳についてのアドバイス、後半は卒乳の疑問・心配Q&A約30項目の件についての解説がしてあります。

卒乳で悩んだ時は、この本がお母さんの決心を助けてくれる手引書になるのでは?
と思います。(定価700円)

★母乳で育てようか悩んでいるお母さんにも、読んでみる価値があるのではないかと思います。

日本母乳の会のホームページ

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断乳・卒乳について

Posted on 26th 11月 2011 in 子育ちいろいろ

 
 現在「卒乳」や「断乳」という言葉が雑誌やメディアなどに取り上げられています。
では実際におっぱいは「いつまで」与えればよいのでしょうか?

現在、「専門の大学」と、「おっぱい会」との間で審議をとり行うべく話を進めております。

大学側の見解によると

人間は0歳から歯が生え始めます。
この「歯が生える」というのは、「母乳」→「通常食」への準備段階であると考えるべきだと主張しています。歯が生えそろう、2才頃には離乳食に切り替えても良いのではないでしょうか?これが人間の進化の過程として普通ではないかと言うことです。

一方「おっぱい会」の方によると、

「欲しがるまで与え続けて良い」という意見です。母乳を与えることで、母とのふれあい・信頼関係をより一層強いものにし、子どもの情緒を安定させる意味でも何歳までも与える、という見解を出しています。

私ども吉野保育園の見解では、やはり歯が生えそろう頃には母乳から通常食へ徐々に切り替えてよいのではないかという意見に賛成しております。

何歳になっても、子供が欲しがるまで母乳を与えることは親と子のスキンシップには良いと考えますが、母乳を与えてさえいれば100%のスキンシップが出来る、とは思いません。ふれあい・信頼関係をより一層強めることは母乳を与えることに限らず、日々の生活の中で十分にカバーする方法もあると思います。
生物学的にも「歯が何のために生えるのか?」を考え、母乳は歯が生えそろう頃をめどにと思っております。

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【絵本の読み聞かせは、子どもが「愛情」「笑顔」「語り掛け」という、心の三大栄養素を体験できる素敵な時間】福音館書店 絵本研究室在籍 上田 紀人氏

Posted on 8th 10月 2011 in 子育ちいろいろ

みやざき中央新聞2011年5月9日 2411号より)


子育てで大事なことは、「愛情」「笑顔」「語り掛け」です。

一般的なご家庭では「愛情」も「笑顔」も、子どもたちはたっぷり受けていると思うんですが、「語り掛け」は不足しているのではないかと私は感じています。 

もちろん母親というのは、どんなに忙しくても子どもに何らかの語り掛けをしていると思うのですが、「豊かな語り掛け」となると、なかなか難しいのが現状です。

どの家にもテレビがあり、いつもついているのではないかと思います。そして子どもはテレビをしょっちゅう見ています。すると、声を掛けなくても1時間、2時間があっという間に過ぎてしまうということが結構あるわけです。 

日本小児科医会が「2歳までテレビは我慢しましょう」と言っております。「なるべくなら2歳までテレビを見せないほうがいいですよ」ということです。なぜ小児科のお医者さんがそういうことを言うかと言うと、最近、病気というわけではないのに、お医者さんに来る子どもが年々増えているというのです。 たとえば、「言葉が遅い」「親と目線が合わない」「友達とうまく遊べない」という症状です。 それでお医者さんが調べてみますと、テレビに子守りをさせている家庭が非常に多いことが分かりました。それで、「お母さん、テレビを消して下さい。もっと語り掛けて下さい」とおっしゃっているのです。 

「語り掛け」といってもなかなか難しいので、お医者さんは「絵本を読んであげて下さい」と提言しています。そうすることで、「語り掛け」と同じ効果が出て、さきほど言った「病状」が少しずつよくなるということもおっしゃっておりました。そういう時代です。

中には、「うちは子どもにいっぱいしゃべっているわ」と言うお母さんがいます。よく話を 聞いてみると、内容にちょっと問題があります。
大抵のお母さんは決まり切った言葉で子どもに接しているのです。朝起きてから寝るまで、だいたい同じ言葉で接しているんです。 極端なことを言います。ある新聞社がお母さんの生活動向を調べたことがあります。

お母さんは朝起きてから寝るまでどういう言葉を一番たくさん使っているか、です。 
皆さん何だと思いますか。一番多かったのは「早くしなさい」という言葉でした。これはどこの会場に行っても皆さんうなずかれます。 

じゃあ1日何回ぐらい言っているか。だいたい50回から60回だそうです。
皆さんどうですか。僕は多いなと思ったんですが、私にも小学3年生の孫がいるので、娘が孫にどのくらいその言葉を言ってるか、密かに数えたことがあります。午前中だけで二十数回でした。驚きました。

「早く起きなさい」
「早くご飯食べて」
「早く顔を洗って」
「早くお洋服着て」
「早くかばん持って」
「早く靴履いて」
「早く行きなさいよ」

という感じでガンガン言っていました。 寝る前もそうです。

「早くお風呂入って」
「早く体拭いて」
「早くパジャマ着なさい」
「何やってるの、早くテレビ消して、早く歯磨いて早く寝なさい」

と、こんな調子です。なかなか子どもは寝ません。

最後に何を言うかというと、「お願いだから早く目をつぶってよ」でした。

気が付くと50回、60回になっちゃっています。
2番目はどういう言葉かというと「~してはダメ」、3番目は「しっかりしなさい」、これがワースト3だそうですが、いかがでしょうか。 
そういうことで子どもたちは「豊かな言葉の語り掛け」をあまり経験していないのです。 
そういうときに絵本を思い出して下さい。絵本は言葉の宝庫です。それを大好きな人に読んでもらうと、子どもたちは絵本を読んでもらっている間、読み手から「愛情」と「笑顔」と「語り掛け」の体験ができます。つまり、心の栄養を溜める時間になるわけです。
 
ですから、子どもたちにとって絵本は、誰かから読んでもらわないと意味がないのです。自分で読んでは楽しめないんです。 
子どもは面白かったら「もう一回読んで」と言いますよね。つまり、子どもたちは、絵本を通してお母さんや園の先生からいっぱい愛してもらっているんだという実感を体験できるわけです。この体験がとても乳幼児期には大切なんです。
 
字が読めたり、数が数えられたりできることより、その愛情体験をしっかり今受けておかなければ子どもたちの成長が将来危うくなるので、乳幼児期という人間の基礎を作る一番大事な時期に愛情をたっぷり体験するということがどうしても欠かすことのできない大事なことなのです。それが絵本の読み聞かせで出来るということです。
つまり、絵本の読み聞かせは「愛情」「笑顔」「語り掛け」、この心の三大栄養
素が同時に体験できる素敵な時間なのです。
 
しかも、時間が掛からない。1時間語り掛けようと思ったら大変ですが、絵本はだいたい長くて7~8分です。
短い本であれば2~3分で終わります。子どもたちはそうやって絵本が大好きになっていくことができます。絵本が好きになると自分で読みたくなります。読書が好きな子どもに成長していきます。 
ということで、絵本を読んであげることは非常に子どもたちにとって為になるということが言えるのです。 
これが読み聞かせが重要だと思う第一点です。
 

(2月25日、西都法人立保育会が主催した「子育て講演会」から/文責編集部)

 

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